EPA(剛性溶媒)(読み)いーぴーえー

世界大百科事典(旧版)内のEPA(剛性溶媒)の言及

【剛性溶媒】より

…不安定で寿命の短い分子を剛性溶媒にとじ込めると,分子は安定になり寿命も長くなって,その光物性,光化学反応,放射線化学反応などの測定が容易になる。代表的な剛性溶媒EPAはジエチルエーテル5,2‐メチルブタン(イソペンタン)5,エチルアルコール2の割合で混合したもので,溶媒の英語名の頭文字をとってEPAという。EPAは多くの有機化合物をよく溶かし,液体窒素の温度で安定なガラス状の溶媒となる。…

※「EPA(剛性溶媒)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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