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F-22ラプター F22らぷたー/えふ22らぷたー/えふにじゅうにらぷたー F-22 Raptor

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知恵蔵2015の解説

F-22ラプター

2005年12月から部隊配備が開始された米空軍の最新鋭戦闘機。F-15イーグルの後継として1980年代に開発に着手され、当初381機の生産が計画されたが、2007年9月時点では183機の調達しか認められていない。高度のステルス性、超音速巡航能力、高性能レーダー情報ネットワークを基本とした情報融合・伝達機能などを有し、第5世代のジェット戦闘機として分類される。現在でも戦闘機として世界最高の技術の結晶であるため、米議会は1997年度の国防予算承認に当たって輸出を禁じ、採用を検討していたオーストラリアイスラエルに対しては2007年前半に、輸出の可能性はないと正式に伝えた。日本は航空自衛隊のF-4EJファントムIIの後継として候補に挙げている6機種中の最有力候補に位置付けたが、米国の08年度予算でも輸出解禁にならなかったことから、F-15Jの近代化改造計画を加速させ、耐用寿命を延長する方式で、F-4EJの退役に対応する暫定的な措置をとっている。米空軍はF-22に、敵領内に侵入しての巡航ミサイル迎撃能力を期待しているが、専守防衛戦略の日本にステルス性能が必要なのかという議論もある。日本に輸出が許可されても完成機の購入方式となり、単価は米空軍調達価格1億8300万ドルの2倍以上になると推測される。

(江畑謙介 拓殖大学海外事情研究所客員教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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