FAT16(読み)ファットじゅうろく

IT用語がわかる辞典 「FAT16」の解説

ファットじゅうろく【FAT16】

マイクロソフトオペレーティングシステムWindows」が採用するファイルシステムひとつ。単に「FAT」という場合にはFAT16を指すことが多い。主としてWindows 3.1Windows 95で使われていた。フロッピーディスクハードディスクを2の16乗(65536)個に分割し、最大2GBまでの領域を管理できる。ハードディスクの大容量化に伴い、高性能化したFAT32や多機能化したNTFSも開発された。◇「file allocation table 16」の頭文字から。「FAT16ファイルシステム」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「FAT16」の解説

FAT16

[[FATのファイルシステムのひとつ。テーブル長が16ビットのため、6万5536クラスタまでしか扱えない。1クラスタ当たりのサイズは32KBが上限となるため、1ドライブの最大容量は2GBとなる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android