FMS(読み)エフエムエス(英語表記)FMS

翻訳|FMS

デジタル大辞泉 「FMS」の意味・読み・例文・類語

エフ‐エム‐エス【FMS】[foreign military sales]

foreign military sales米国対外有償軍事援助。製造会社と輸入国の間に、国防総省仲介に入る武器輸出方式。

エフ‐エム‐エス【FMS】[flexible manufacturing system]

flexible manufacturing systemフレキシブル生産システムコンピューターロボットなどを活用した自動化生産システム。多様化した消費者ニーズに合わせ、多品種生産に対応する。

エフ‐エム‐エス【FMS】[fibromyalgia syndrome]

fibromyalgia syndrome》⇒線維筋痛症

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「FMS」の意味・わかりやすい解説

FMS
エフエムエス

多品種少量生産に対応できる,自動生産システム。フレキシブル・マニュファクチャリング・システム flexible manufacturing systemの略。 1970年代以降,市場が多種多様な製品を要求するようになったため,一つの生産システムで多様な作業を処理できるよう考えられた。数台の NC工作機械 (→数値制御工作機械 ) 間と自動倉庫間の物流無人搬送車 AGVとロボットで相互に結びつけ,工作物の搬送,取り付け,加工,取りはずしを一連化し,他方,中央制御コンピュータによって全体のシステムを統括的に制御,管理して多様な加工要求を処理する。 FMSの考え方は,加工のみでなく組み立てや検査の分野にも適用されている。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「FMS」の解説

FMS

多品種・小ロット生産に対応した、柔軟な生産システムのこと。消費者ニーズの多様化に伴い、生産ラインでは生産製品の固定化をせず、柔軟性を持たせた生産の自動化が進められている。FMSはそういった状況でも、商品によって生産設備を大幅に変更することなく、一定の範囲内で類似品や複数の製品を、需要変動に応じて混流生産できるシステム。生産現場の情報ネットワーク化とロボット化によって促進され、適応分野は電気製品から、衣服食品石油化学、住宅など、変種変量生産が要求される分野に幅広く広がっている。

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世界大百科事典(旧版)内のFMSの言及

【工程管理】より

…これには加工技術,計測制御技術,ロボット,コンピューター,管理技術などの進歩が総合的に寄与している。現在FAの最も進歩した方式としてフレキシブル生産システムflexible manufacturing system(略称FMS)があり,できるだけ汎用性のある柔軟性に富んだ設備を複合して多種多様な部品や製品を自動的に生産するシステムである。【新宮 哲郎】。…

【フレキシブル生産システム】より

…略称FMS。フレキシブル・マニュファクチャリング・システムともいう。…

※「FMS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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