GIP

内科学 第10版 「GIP」の解説

GIP

gastric inhibitory polypeptide,胃抑制性ポリペプチド

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のGIPの言及

【消化管ホルモン】より

…消化管が食物の消化・吸収のみならず,内分泌機能を営んでいることが明らかになったのは,1902年のベーリスW.M.BaylissとスターリングE.H.Starlingによるセクレチンの発見に始まる。ついで05年にガストリンが発見されたが,現在,消化管ホルモンとして上記の二つのほかにコレシストキニン‐パンクレオチミンcholecystokinin‐pancreozymin(CCK‐PZ),GIP(gastric inhibitory polypeptide,胃酸分泌抑制ペプチド),VIP(vasoactive intestinal polypeptide,血管作動性腸管ペプチド),モチリン,ソマトスタチンなどが知られている。最近では,これらの消化管ホルモンが脳内にも存在することがわかり,また逆に脳で発見されたホルモンが消化管にも存在することが判明したので,これらのホルモンは脳‐腸管ペプチドbrain‐gut peptideと呼ばれることもある。…

※「GIP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android