Giesel,F.O.(英語表記)GieselFO

世界大百科事典(旧版)内のGiesel,F.O.の言及

【アクチニウム】より

…1899年,フランスのドビエルヌAndré Debierneは,ピッチブレンドからウランを分離した残留物中に新しい放射性元素を発見し,〈光〉〈放射線〉を意味するギリシア語のaktinosまたはaktisにちなんで命名した。また1902年ドイツのギーゼルFriedrich Oskar Gieselが独立に発見したエマニウムemaniumは,のちにアクチニウムと同じものであることがわかった。天然には227Ac(アクチニウム系列)および228Ac(β崩壊,半減期6.13時間,トリウム系列)のみが存在するが,いずれもきわめて微量で,普通に取り扱えるほどの量はとり出されていない。…

※「Giesel,F.O.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android