HOYA(読み)ホーヤ(英語表記)HOYA CORPORATION

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「HOYA」の意味・わかりやすい解説

HOYA
ホーヤ
HOYA CORPORATION

光学機器メーカー。1941年東洋光学硝子製造所として創業光学ガラスを製造開始。1944年株式会社に改組し,翌 1945年クリスタル製品を製造開始。1947年保谷クリスタル硝子製造所に,1960年保谷硝子に改称。1962年眼鏡レンズを発売,1972年ソフトコンタクトレンズを,1974年 IC用サブストレートを製造開始。1984年現社名に変更。2008年ペンタックス吸収合併したが,2011年デジタルカメラなどに関する事業部門をリコー譲渡。2009年にはクリスタル事業を終了した。半導体液晶パネル光学レンズなどの情報通信映像分野,眼鏡レンズ,コンタクトレンズなどの保健分野,医療用内視鏡などの医療分野で製造,販売,サービスを手がけ,アメリカ合衆国,ヨーロッパなど海外にも事業を展開する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「HOYA」の解説

HOYA

正式社名「HOYA株式会社」。英文社名「HOYA CORPORATION」。精密機器製造業。昭和16年(1941)前身の「東洋光学硝子製造所」創業。同19年(1944)株式会社化。同22年(1947)「株式会社保谷クリスタル硝子製造所」に改称。同35年(1960)「株式会社保谷硝子」に改称。同59年(1984)現在の社名に変更。平成20年(2008)「ペンタックス株式会社」と合併。本社は東京都新宿区中落合。光学ガラス製造会社。業界最大手。主力は電子材料。ほかにメガネ用レンズなど。東京証券取引所第1部上場。証券コード7741。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android