IMAP(読み)アイマップ

IT用語がわかる辞典 「IMAP」の解説

アイマップ【IMAP】

電子メール受信に使用するプロトコルひとつ。電子メールメールサーバーの受信箱に保管し、操作管理サーバー上で行うため、モバイル環境での電子メールの利用に向く。一般的に日本ではIMAP4を指す。◇「Internet Message Access Protocol」の頭文字から。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「IMAP」の解説

IMAP

メールサーバーとメールソフトの間で使われるプロトコルのひとつ。POPとは違い、メールのデータはサーバーに置いて管理する。メールソフトには件名、送信者など、最小限のデータが送られ、必要に応じて本文添付ファイルをダウンロードする。メールを整理するためにメールソフトで作成したフォルダーは、メールサーバーにも作成され、メールの移動削除といった操作もメールサーバーのデータに反映される。そのため、複数パソコン携帯情報端末からメールサーバーにアクセスしても、常に同じ状態が再現できる。POPに比べるとサーバー側の負荷が大きくなるため、POPほど広くは普及していない。

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パソコンで困ったときに開く本 「IMAP」の解説

IMAP

電子メール用のプロトコルのひとつです。POPがメールサーバーに保存された電子メールをパソコンに受信するためのプロトコルであるのに対し、IMAPではそれに加えてサーバーにある電子メールを直接表示、削除したり、サーバー側でフォルダー分類をしたりできるのが特徴です。メールサーバーとメールソフトの両方がIMAPに対応している必要があります。なお、メール送信にはSMTPを使います。
⇨POP3、SMTPサーバー、プロトコル

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