JR東日本・信濃川発電所

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

十日町、小千谷両市にある千手、小千谷第二、小千谷の3発電所、宮中取水ダム、三つの調整池の総称。最大出力は計約45万キロワット。3発電所でJR東日本が使用する総電力量の20%余りを担う。1931年~90年まで5期にわたる工事で完成。千手と小千谷は導水管で結ばれ、同じ水を2度発電に使う2段式発電は全国的に珍しいという。流量観測装置のプログラムを操作して、水利権で許可された水量を超えて不正取水していたことが発覚、2009~10年の1年3カ月にわたり、国土交通省が水利権を取り消し、発電を止めたことがある。鉄道会社が事業に使う水力発電所としては国内唯一で、宮中取水ダム、浅河原調整池を含む千手発電所の施設群は16年度に土木学会の「選奨土木遺産」に認定された。

(2020-11-29 朝日新聞 朝刊 新潟全県・1地方)

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