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KTX

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大辞林 第三版の解説

KTX

〖Korea Train eXpress〗
韓国の高速鉄道。最高時速 300km。2004 年ソウル・釜山プサン間およびソウル・木浦モツポ間で運行開始。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

KTX
けーてぃーえっくす

韓国鉄道公社の高速鉄道システム。Korean Train Expressの略。フランスの高速鉄道TGV(テージェーベー)の技術を導入して開発された。車両はKTX-とKTX-山川(さんせん/サンチョン)の2種類がある。KTX-は、フランス、アルストム社製の輸入車両と、韓国の現代ロテム社で主要部品を輸入して製作されたものがある。一方、2010年に導入されたKTX-山川は現代ロテム社製の国産車両である。車体はヤマメ(韓国語で山川魚)をかたどった流線型で、KTX-を改良、高性能化したものである。KTX-は20両編成、KTX-山川は10両編成で、どちらも電動車は編成の両端に配置され、軽量化のために連接台車を採用している。両者とも最高速度は時速330キロメートルで設計されているが、実際は時速305キロメートルで運行されている。
 幹線鉄道の京釜(けいふ/キョンブ)線(ソウル―釜山(ふざん/プサン))の輸送力を強化するために、1992年に京釜高速鉄道が着工された。2004年にソウル―東大邱(ひがしたいきゅう/トンテグ)間の高速専用線が開通し、在来線の東大邱―釜山を経由するKTXが運行されるようになった。2010年には東大邱―釜山間でも高速線が開通し、ソウル―釜山は高速線のみを経由する列車によって最速で2時間9分で結ばれた。在来の特急セマウル号の場合、同区間の所要時間は4時間10分であり、高速線により2時間短縮されたことになる。韓国鉄道公社は全国を2時間台でつなぐことを目標としており、KTXは湖南(こなん/ホナム)線(ソウル―光州(こうしゅう/クァンジュ)、木浦(もくほ/モッポ))、全羅(ぜんら/チョルラ)線(ソウル―全州(ぜんしゅう/チョンジュ)、麗水(れいすい/ヨス))、慶全(けいぜん/キョンジョン)線(ソウル―咸安(かんあん/ハマン)、晋州(しんしゅう/チンジュ))などの在来線にも運行される。列車名称はKTXで統一されており愛称はない。2014年には首都高速線、空港鉄道線、東海南部線でもKTXが運行される予定である。[武井 一]

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