MARC 21(読み)まーくにじゅういち

図書館情報学用語辞典の解説

MARC 21

US MARCとCAN MARC(カナダのMARC)とを調整した新たな情報交換用フォーマット.1966年の,米国議会図書館におけるパイロットプロジェクトを経て,1968年にMARC IIフォーマットとして開発されたフォーマット(LC MARCと呼ばれていた)が,1970年代に書誌ユーティリティなどで利用されることにより,書誌情報を扱う標準的なフォーマットとして国内外に広く普及した.このフォーマットのうち,外形式の部分は1971年に米国国内規格であるANSI規格に,さらに1973年にはISO国際規格に採用された(1983年にはUS MARCと改称).一方,内形式については,『英米目録規則』およびその後継目録規則に準拠している.また,書誌レコード用のほかに,所蔵レコード用,典拠レコード用,分類表データ用,コミュニティインフォメーションデータ用といった,いくつかのフォーマットが規定されている.1997年に米国とカナダの間で調整が行われ,MARC 21が作成された.2004年6月には英国図書館もUK MARCからMARC 21に移行した.日本では国立国会図書館が2012年1月から「JAPAN/MARC MARC21フォーマット」を提供している.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

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