十月(読み)じゅうがつ

精選版 日本国語大辞典 「十月」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐がつ ジフグヮツ【十月】

〘名〙 年の第一〇番目の月。陽暦では秋の末。陰暦では冬の第一月。かみなづき。小春陽月。じゅうがち。《季・秋(陰暦では冬)》
菅家文草(900頃)一・残菊詩「十月玄英至、三分歳候休」
蜻蛉(974頃)中「九、十月もおなじさまにてすぐすめり」

と‐つき【十月】

〘名〙 一〇か月。
史記抄(1477)三「期は十月に満るを云ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「十月」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐がつ〔ジフグワツ〕【十月】

一年の10番目の月。神無月かみなづき・かんなづき 秋》「―の風雨明けゆく雨蛙/秋桜子
[類語]神無月かんなづき神在月かみありづき初霜月はつしもづき時雨月しぐれづき応鐘おうしょう小六月ころくがつ小春こはる小春しょうしゅん初冬しょとう初冬はつふゆ孟冬もうとう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android