NATO軍(読み)なとーぐん

世界大百科事典(旧版)内のNATO軍の言及

【NATO】より

…とはいえ,アメリカ主導のNATOがヨーロッパ全体の安全保障装置としてよく機能できるかどうかは予断を許さない。【高柳 先男】
【冷戦体制下のNATO】

[NATO軍]
 NATOは加盟国の軍事力によって,地域別に編成された連合軍(NATO軍)を保有している。主要兵力は,ヨーロッパ全域の防衛にあたるヨーロッパ連合軍(司令部所在地はベルギーのモンス),大西洋の海上防衛にあたる大西洋連合軍(同,アメリカのバージニア州ノーフォーク),英仏海峡一帯の防衛にあたる海峡連合軍(同,イギリスのノースウッド),アメリカ,カナダの防衛計画を担当するカナダ・アメリカ計画グループ(ワシントン)で構成されている。…

※「NATO軍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android