ODA 大綱(読み)おーでぃーえーたいこう

世界大百科事典(旧版)内のODA 大綱の言及

【ODA】より

…しかし80年代には調達先を限定しない〈アンタイド〉化が進展した。1992年6月には〈ODA大綱〉が閣議決定された。ここで日本のODAの基本理念として,(1)人道的考慮,(2)相互依存性の認識,(3)環境の保全,(4)自助努力への支援の4点が,またODA実施にあたっての〈原則〉として,(1)環境と開発の両立,(2)軍事目的への使用の回避,(3)途上国の軍事支出,大量破壊兵器やミサイルの開発・製造,武器の輸出入等などへの十分な留意,(4)民主化の促進,市場指向型経済導入の努力,基本的人権や自由の保障への十分な留意,の4点が,それぞれ盛り込まれている。…

※「ODA 大綱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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