文字情報、音声、画像をすべてデジタル技術で統合し、通信機能をも備えた個人向けの携帯情報端末。Personal Digital Assistantsの頭字語で、最初の本格的製品を開発したアメリカのアップル・コンピュータ(現、アップル)のCEO(最高経営責任者)であったジョン・スカリーJohn Sculley(1939― )が1990年代初めに用いた。持ち運びに便利なことが最大の特長で、個人情報管理・通信機能のほかにパソコンに接続しても使用できる。このため小型パソコンなみの機能があり、ペン入力可能な液晶ディスプレーやカードスロットなどが搭載されている。アメリカのアップル・コンピュータ(現、アップル)が、1993年に電子手帳タイプの「ニュートン」を、シャープと共同で開発して発売したのが最初で、そのほか1998年にアメリカのマイクロソフト社が発売した、PDA用のOS(オペレーティングシステム)であるWindows(ウィンドウズ) CEを搭載したPalm-size(パームサイズ) PC(後のPocket(ポケット) PC)などがある。日本では1993年(平成5)にシャープから手書き文字認識の機能を備えた「ザウルス」が発売された。
[岩田倫典]
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