PKI(読み)ピーケーアイ

デジタル大辞泉 「PKI」の意味・読み・例文・類語

ピー‐ケー‐アイ【PKI】[public key infrastructure]

public key infrastructure公開鍵基盤公開鍵暗号を用いた基盤技術の全般をさす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「PKI」の解説

PKI

Public Key Infrastructureの略。公開鍵暗号技術電子署名を使って、インターネットで安全な通信ができるようにするための環境のこと。「公開鍵基盤」と訳される。公開鍵暗号技術では、誰もが入手できる公開鍵で通信データを暗号化し、自分だけが持つ秘密鍵で復号するが、その相手が間違いなく「ほんもの」である必要がある。PKIでは、認証局CA)という「信頼できる」認証機関を設けて、電子署名による電子証明書とともに公開鍵を発行、管理し、通信相手の正当性を証明する仕組みを提供する。これにより、通信データの盗聴改ざんを防ぐだけでなく、通信相手のなりすましを防止できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

IT用語がわかる辞典 「PKI」の解説

ピーケーアイ【PKI】

公開鍵暗号を利用する基盤技術の総称。◇「public key infrastructure」の頭文字から。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

情報セキュリティ用語辞典 「PKI」の解説

PKI

公開鍵暗号方式を用いることによって提供される電子署名や暗号技術など全般を指す。

出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android