R＆D論(アールアンドディーろん)とは？意味や使い方

ブリタニカ国際大百科事典小項目事典「R＆D論」の意味・わかりやすい解説

貿易パターンの決定要因を研究開発 R＆Dに求める考え方で，D.B.キーシング，R.バーノンが提唱した理論。先進工業国の技術知識集約型産業の貿易パターンについての説得力はあるが，中進国や発展途上国のようにR＆Dが困難な諸国では，保護貿易の根拠ともなる。

出典　ブリタニカ国際大百科事典小項目事典ブリタニカ国際大百科事典小項目事典について　情報

今日のキーワード

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...