R. コンスタンティーノ(英語表記)Renato Constantino

20世紀西洋人名事典 の解説

R. コンスタンティーノ
Renato Constantino


1919 -
フィリピンの歴史家,政治学者,思想家,ジャーナリスト
元・極東大学政治学歴史学教授,元・ロペス博物館館長,民族主義財団会長。
マニラ生まれ。
1947年ニューヨーク大学大学院に留学し、’49年外務省顧問となる。’51年極東大学政治学歴史学教授となるが、赤狩りで職を追われる。’60年ロペス博物館館長となり、フィリピン史の研究をする。’72年戒厳令で自宅に軟禁されるが、’75年フィリピン大学客員教授を経て、’76年民族主義財団会長となる。著書に「フィリピン通史」全2巻(’75年、’78年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android