RS-232(読み)あーるえすにさんにしー

ASCII.jpデジタル用語辞典 「RS-232」の解説

RS-232

RSは「Recommended Standard」の略。RS-232はEIA(Electronics Industry Association)が策定したシリアル通信の標準規格。25ピンのD-Subまたは9ピンのD-Subコネクターを用いる。規格上は25本の信号線すべてに対してその目的とタイミングが規定されているが、実際のデバイス接続では、このうちの数本しか利用されないことが多い(シリアル通信であるため、データを送る線はただ1つのみ)。1994年にこの規格の正式名称はTIA/EIA-232-Eとなったが、現在でも一般にはRS-232規格と呼ばれることが多い。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android