Renger-Patzsch,A.(英語表記)RengerPatzschA

世界大百科事典内のRenger-Patzsch,A.の言及

【新即物主義】より

…【土肥 美夫】
[写真]
 写真における新即物主義は,やはり1920年代半ばのドイツに,それまでのサロンを中心としたセンチメンタルでロマンティックなピクトリアリズムの写真とまったく対照的なものとして現れた。日常的なありふれたものや景観を対象として,レンガー・パッチュAlbert Renger‐Patzsch(1897‐1966)がレンズの鮮明な描写力を使った写真を撮りはじめ,1928年に出版された《世界は美しいDie Welt ist schön》は,写真だけがもつ客観的な再現力による,それまでになかった〈美〉を認識させるものであった。またレルスキーHelmer Lerskiが31年に出版した《日常の顔Köpfe des Alltages》は,クローズアップによる労働者のポートレートで,対象の内面へ向かうことではなく,人間の皮膚をリアルに描くことによってその実在感をもたらすものであった。…

※「Renger-Patzsch,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android