20世紀西洋人名事典 「S. グロホビャク」の解説
S. グロホビャク
Stanislaw Grochowiak
1934 - 1976
ポーランドの詩人,劇作家。
1951年文壇にデビューし、ポズナニ、ブロツワフ大学在学中に多くの作品を発表。’55年ワルシャワに行き、カトリック系の出版社の編集員となる。伝統や因襲などの決まりを打ち壊し、醜さや美的な世界をアイロニー、懐疑主義の表現方法を用い、ポーランドの「戦後派」を代表する詩人となった。詩集「騎士のバラード」(’56年)や「戯曲集」(’66年)などの代表作を持つ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」（1995年刊）20世紀西洋人名事典について 情報