世界大百科事典(旧版)内のSA(社会政策)の言及
【ソーシャル・アドミニストレーション】より
…ただ,それが固有の知識体系を持った学問領域disciplineであるか否かについては,議論が分かれている。現代国家の行政研究の領域が,福祉国家体制の拡充とともに,大きくパブリック・アドミニストレーション(行政学)とソーシャル・アドミニストレーション(以下SA)に分化されたと考えることができる。SAの研究対象となるソーシャル・サービスは日本の社会福祉よりかなり広範囲で,教育,住宅,社会保険(付加給付としての公的扶助を含む),国営保健サービス,個別ソーシャル・サービス(児童,老人,障害者福祉の総称),犯罪者更生などを含む。…
※「SA(社会政策)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」