SIMカード(読み)シムカード

デジタル大辞泉 「SIMカード」の意味・読み・例文・類語

シム‐カード【SIMカード】

SIMはsubscriber identity moduleの略》スマートホンなどの携帯電話タブレット型端末などに差し込んで使用する、契約者情報を記録したICカードサイズが異なるmini SIMカードmicro SIMカードnano SIMカードがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

パソコンで困ったときに開く本 「SIMカード」の解説

SIMカード

携帯電話の端末(電話機)に差し込んで使う、通信事業者や電話番号などの情報が記録された小さなカードです。携帯電話の買い換え時などは、このカードを入れ替えるだけで新しい電話機が自分の電話番号で使えるようになります。原理上は、通信事業者AのSIMカードを通信事業者Bの携帯電話機に入れると、Aの回線が使えるようにもなります。ただし、日本国内だと、別の事業者のSIMカードを認識しないよう電話機に細工がしてある(SIMロック)、通信に使う電波が違うなどの理由で、異なる事業者の電話機では使えないことも多いです。海外製のスマートフォンを中心に、通信事業者を問わない端末も増えており、通信費用の安いMVNOのSIMカードとの組み合わせで「格安スマートフォン」も実現されるようになってきました。
⇨MVNO、SIMフリーPINコード

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

IT用語がわかる辞典 「SIMカード」の解説

シムカード【SIMカード】

携帯電話のキャリアが発行する小型のICカード。契約者情報が記録されており、利用者識別に使われる。カードは抜き差しが可能で、差し替えることによって複数の携帯電話を同じ契約者扱いで利用することができる。◇略して「SIM(シム)」ともいう。「SIM」は「subscriber identity module」の頭文字。「subscriber」は「加入者」「契約者」の意。⇒UIMカード

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「SIMカード」の解説

SIMカード

携帯電話ユーザーの加入権情報が保存されているカード。契約した電話会社から提供されたSIMカードを携帯端末に差し込むと、その携帯電話で通話ができるようになる。このため、携帯電話を交換したり、異なる電話会社を1台の携帯電話で使い分けたりできる。ヨーロッパで普及しているGSM方式の携帯電話でもともと採用されていた。IMT-2000では、同様の機能を持つUMIカードの使用が義務付けられている。

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