インターネットをはじめとするTCP/IPネットワークで、2か所以上のクライアントに対して、接続(セッション)の開始や変更、終了などの操作を行うことで、電話のコールを制御するプロトコル(通信規約)の一つ。セッション・イニシエーション・プロトコルSession Initiation Protocolの略で、IETF(Internet Engineering Task Force)というインターネット技術の標準化を推進する国際的な任意団体で策定された。IP電話やテレビ電話、テレビ会議といった、リアルタイムでの通信に使われる。たとえばIP電話では、接続の開始や終了などの操作を制御するために利用されるが、他の代表的なプロトコルと比べて記述がシンプルであるため実装が容易で、広く採用されるようになった。ネットワーク上で音声データをやりとりするためのプロトコルであるVoIP(Voice Over IP)と組み合わせて使われる。
[編集部]
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新