SOS(結晶)(読み)えすおーえす

世界大百科事典(旧版)内のSOS(結晶)の言及

【エピタキシー】より

…1960年ころからエピタキシャル結晶成長がシリコン,リン化ガリウムやヒ化ガリウムなどを材料とする半導体デバイス製造に多用されている。特にサファイア(コランダム)上のシリコン成長をSOS(silicon on saphireの略)と呼びLSI製作に使用されている。また,ガドリニウム・ガリウム・ガーネット(GGG)結晶上に希土鉄酸化物ザクロ石型結晶を成長させて磁気バブルメモリーの製作に用いられている。…

【集積回路】より

…通常はICと略称され,〈二つ,またはそれ以上の回路素子のすべてが,一つの基板上または基板内に組み込まれている回路であり,設計から製造,試験,運用に至るまで各段階で一つの単位として取り扱われるもの〉と定義されている。ここで基板substrateというのは,トランジスターやICがその上に形成される単結晶素材で,通常は元素半導体であるシリコンが使用されるが,高性能ICに対しては,化合物半導体であるガリウムヒ素GaAsが使用される。…

※「SOS(結晶)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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