世界大百科事典(旧版)内のSchmidt,J.(言語学者)の言及
【シュライヒャー】より
…そしてその共通基語からインド・ヨーロッパ諸語がどのように分化したかを,木の幹が枝分れしていくように,1本の系統樹Stammbaumに描いた。この説明は弟子シュミットJohannes Schmidt(1843‐1901)の〈波紋説Wellentheorie〉によって論破されたが,語派相互の関係を考えるきっかけをあたえ,その研究は次にくるK.ブルクマンら〈青年文法学派〉の発展の基礎を築いた。【風間 喜代三】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」