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Tizen たいぜん Tizen

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知恵蔵2015の解説

Tizen

スマートフォン、タブレット向けの基本ソフト(OS)。AndroidiOSに続く、第3のモバイル向けOSとして注目されている。
Linux普及促進団体の非営利組織「Linux Foundation」によるLinuxベースのOSで、米インテル、韓国サムスンや日本のNTTドコモなどが参画する組織「Tizen Association」が推進する。2013年後半に、Tizen搭載のスマートフォンがドコモから発売される予定となっている。
Tizenは、「MeeGo(ミーゴ)」と、「LiMo(リモ)」と呼ばれる、ともにLinuxベースのOSを統合して生まれた製品で、最大の特徴は、アプリケーション開発環境がHTML5ベースであること。現在主流のOSであるAndroidやiOSで動作するアプリケーションは、それぞれプラットホームに特化したものであるため、互換性はなく、開発環境も異なる。また、AndroidやiOSで利用できるアプリケーションや、音楽、ビデオなどのコンテンツは、それぞれの開発元であるGoogleAppleを中心に展開されているため、それらOSを搭載したスマートフォンやタブレットを製造するメーカーや、販売元である携帯電話各社は、開発元のルールに準じる必要があり、独自性が出しにくかった。しかし、Tizen用のアプリケーションは、一般的なウェブアプリケーションと同じように、HTML5で手軽に開発でき、他のプラットホームへの移行も容易であるため、開発からコンテンツ制作の全てにおいて自由度が高い。
なお、KDDI(AU)は、「Firefox OS」と呼ばれるOSを搭載したスマートフォンの導入を進めており、「Firefox OS」はTizenと同様にHTML5との親和性が高いOSで、Tizenの競合製品でもある。いずれにしても、これら第3のOSが、AndroidやiOSのシェアにどこまで食い込んでいけるのか、注目が集まっている。

(横田一輝  ICTディレクター / 2013年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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知恵蔵miniの解説

Tizen

オープンソースOSであるLinuxをベースとしたモバイル用OS。スマートフォンのOSとしては、iOS、Androidに次ぐ「第三のOS」とも呼ばれる。2011年、開発プロジェクトスタートが発表された。「Tizen Project」と「Tizen Association」の2組織によって運営されており、NTTドコモ、サムスン電子、インテルなどが主に携わっている。14年1月、NTTドコモは13年度内に予定していたTizen搭載のスマートフォンの導入を当面見送ることを発表した。

(2014-1-21)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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