Windows 2000(読み)うぃんどうずにせん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

Windows 2000
うぃんどうずにせん

アメリカのマイクロソフト社が、2000年版として開発したパソコン用のオペレーティングシステム(OS)。同社のビジネス向けのWindows NT 4.0の後継で、その安定性を引き継ぎながら、GUIなどにはWindows 98の使いやすさをも包含したのが特長。イメージスキャナー、デジタルカメラ、IEEE1394デバイスのドライバーにはWDM(Windows Driver Model)を使って迅速に対応し、三次元画像への視点や光源による効果はDirectX(ダイレクトエックス)7.0(マルチメディア用のソフトウェア)がサポート。PCカード、USB、IEEE1394などのインターフェースには自動的にデバイスを探して設定する機能を加えて改善した。また、バックアップ機能の使用や、システム設定にかかわる部分はすべてコントロールパネルにまとめられた。さらにモバイル機能をも充実させ、管理者の権限を強化したセキュリティ機能や、異なるコンピュータを同じ環境で再現可能とするなど、ネットワークでの利用にも配慮された。しかし、Windows 2000はビジネス向けのWindows NT系であったことから、一般的浸透がみられなかった。そのため2001年、ユーザーの多い家庭用Windows 9x系をNT系に組み込んだOS、Windows XPへと引き継がれた。2010年、Windows 2000のマイクロソフト社のサポート終了。

[岩田倫典]

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IT用語がわかる辞典の解説

ウィンドウズにせん【Windows 2000】

マイクロソフトが2000年に発売したオペレーティングシステムWindowsシリーズのひとつ。ビジネス用・サーバー用のオペレーティングシステム「Windows NT」の後継として開発されたが、一般利用者のパソコン向けのWindows 98が持つ機能や操作性も継承した。個人向けから大規模サーバー向けまで、4種類の製品がある。◇略して「Win2000(ウィンにせん)」ともいう。また、「Win2K(ウィンツーケー)」「W2K(ダブリューツーケー)」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

Windows 2000

2000年にマイクロソフトが、ネットワーク環境下で使用するための企業向けOSであるWindows NT 4.0の後継として発表したパソコン用OS。一般ユーザー向けOSのWindows 98が持つ操作性やプラグアンドプレイなどの便利な機能を搭載し、ユーザーの利便性が向上した。

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