ジャブ

精選版 日本国語大辞典 「ジャブ」の意味・読み・例文・類語

ジャブ

〘名〙 (jab) ボクシングの攻撃法の一つ。おもにストレートをこまかに放ち相手態勢をくずしていくもの。
太陽季節(1955)〈石原慎太郎〉「軽くジャブを交しながら自制する時」

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デジタル大辞泉 「ジャブ」の意味・読み・例文・類語

ジャブ(jab)

ボクシングで、相手の顔面ボディーを連続して細かく打つこと。

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とっさの日本語便利帳 「ジャブ」の解説

ジャブ

相手の顔面、特に鼻先スピードよく小刻みに繰り出されるパンチ

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

世界大百科事典(旧版)内のジャブの言及

【ボクシング】より

…1891年ニューオーリンズで行われたタイトルマッチ,クインズベリー・ルール下での最初の世界ヘビー級チャンピオンと認められたサリバンJohn Lawrence SullivanとコーベットJames J.Corbett(アメリカ,1866‐1933)の一戦が,それまでの果し合い的な見せ物から,スポーツ・ボクシングの興行へと成長する大きな節目となった。圧倒的な人気を誇った豪腕サリバンは,ベアナックル時代そのままの戦法で一撃必倒のパンチを狙い,一方,カリフォルニアのアマチュア・クラブで育った元銀行員のコーベットは,優雅なフットワークと軽快なジャブでこれをかわす。試合は21ラウンドで,疲労しきったサリバンをコーベットがノックアウトして,新チャンピオンとなった。…

※「ジャブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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