colindǎ(英語表記)colinda

世界大百科事典(旧版)内のcolindǎの言及

【ルーマニア】より


[民族音楽]
ルーマニアの民族音楽は,葬儀には語り風の哀歌ボチェトbocetが,日照りには雨乞いの歌スカロイアヌルが,というように四季の祭りや結婚式,宗教的儀礼に密接に結びついているものが多い。なかでもクリスマスから新年にかけて歌われるコリンダcolindǎは,キリスト教以前の民間信仰を反映し,音楽的にも特徴がある。民謡のなかでは,テンポのゆっくりした,自由なリズムの抒情歌ドイナdoinǎが最も一般的であり,これと対照的なのが,テンポが速く,きちっとした明確なリズムをもった踊りの音楽ホラhorǎ(コロ)である。…

※「colindǎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android