米国の教育サービス会社のボストン・エデュケーショナル・サービスが開発した英語検定テスト。iTEPは「International Test of English Proficiency」の略。「読む・聞く・文法」に加えて「話す・書く」を含めた5技能をオンラインで測定できる。受験時間は90分で、受験から7営業日以内に結果のスコアレポートが発行される。受験料はTOEFLの半額程度の1万1000円~1万2000円。2008年に米国で発表された。14年現在、海外留学生の英語能力を測る基準として、同国の300校以上の大学で採用されている。米国外でも導入が進んでおり、日本には11年頃に上陸。14年1月には日本法人としてiTEP日本事務局(東京都新宿区)が設立された。