《第二の誕生》(読み)だいにのたんじょう

世界大百科事典(旧版)内の《第二の誕生》の言及

【パステルナーク】より

…韻文小説《スペクトルスキー》(1931)と,同名の人物を主人公にした散文《物語》(1929)は,後の《ドクトル・ジバゴ》(1954‐56)の原形をなす。 1930年代の詩集《第二の誕生》(1932)は,一方で未来の空間への展望を歌いながら,同時に社会主義の〈おべっか使いどもの空言〉へのいらだちが語られる。34年の作家大会で,彼の詩がブハーリンに擁護されたことから,詩人の〈非政治性〉〈形式主義〉への政治的非難が強まり,その〈避難所〉として翻訳に力が注がれた。…

※「《第二の誕生》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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