アル・カポネ(読み)あるかぽね

世界大百科事典(旧版)内のアル・カポネの言及

【暗黒街の顔役】より

…1930年製作。《犯罪王リコ》(1930),《民衆の敵》(1931)とともに三大ギャング映画といわれ(3作ともアル・カポネをモデルにした作品),その後30年代前半だけで300本に及ぶギャング映画を生む大ブームのきっかけを作った。シカゴの新聞記者出身で,史上初のギャング映画として知られる《暗黒街》(1927)の原作者であるB.ヘクトが脚本を書き,〈ボルジア家の末裔(まつえい)が現代のシカゴに生きている〉という想定のもとに,ギャングの残虐な反社会的行為を鮮烈に描いた(アル・カポネは当時,獄中からこの映画のシナリオをチェックさせろと要求したという)。…

【カポネ】より

…アメリカのギャングの首領。通り名〈アル・カポネ〉〈スカーフェース(向こう傷の)・アル〉。イタリアのナポリに生まれ,アメリカに移住後,まずニューヨークのギャングに加わって頭角を現し,1920年シカゴに移った。…

※「アル・カポネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android