チャプレン(英語表記)chaplain

翻訳|chaplain

デジタル大辞泉 「チャプレン」の意味・読み・例文・類語

チャプレン(chaplain)

《「チャップレン」とも》学校病院軍隊など、教会以外の施設組織で活動する聖職者

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精選版 日本国語大辞典 「チャプレン」の意味・読み・例文・類語

チャプレン

〘名〙 (chaplain) 教会以外の、学校その他の施設における礼拝堂奉仕する聖職者。宗教主任。
※憲法講話(1967)〈宮沢俊義〉二「連邦議会の各院にチャプレンが置かれ」

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改訂新版 世界大百科事典 「チャプレン」の意味・わかりやすい解説

チャプレン
chaplain

元来は聖遺物を納めた礼拝堂付きの司祭。のちに,学校,監獄,病院,大使館,軍隊に属する聖職者の総称となった。ふつうチャプレンは教区司祭の司牧義務は有さず,聖職給はその属する機関より受ける。イギリスでは国王貴族,高位聖職者にチャプレンを任命する権利が認められていたため,国教を忌避したカトリックピューリタンの貴族たちは,私宅に礼拝堂を設け,それぞれの信仰に応じた礼拝を守った。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャプレン」の意味・わかりやすい解説

チャプレン
chaplain; cappellanus

キリスト教で本来チャペルの奉仕に任命された聖職者。現在では広く「教会」以外の宗教施設,たとえば祈祷所,学校,病院,軍隊,ボーイスカウトなどの施設,団体に配属されて,礼拝,儀式を司り,集会や学課を通じて宗教指導を行う。

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