三木茂(読み)みきしげる

世界大百科事典(旧版)内の三木茂の言及

【メタセコイア】より

…中国の四川・湖北両省の標高900~1300mの地に自生する。ながく日本の植物遺体の研究を続けた三木茂(1901‐74)は,1941年にスバールバル諸島産の化石種Sequoia disticha O.Heerに近縁のものが日本にもあることを認め,それらが対生葉をもつ点に着目して葉が互生のセコイア属から分け,別属Metasequoiaを立てた。その後,1943年中国四川省の長江(揚子江)支流磨刀渓で,林務官王戦によって発見された針葉樹が,この属のものであることがわかって一躍世界の注目を浴びた。…

※「三木茂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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