中内功(読み)ナカウチイサオ

デジタル大辞泉 「中内功」の意味・読み・例文・類語

なかうち‐いさお〔‐いさを〕【中内功】

[1922~2005]企業家大阪の生まれ。昭和32年(1957)大栄薬品工業(ダイエー前身)を創業同年、大阪にスーパーマーケット主婦の店ダイエー」を開店。昭和47年(1972)には、小売業での売上高日本一を記録チェーンストア形態事業を拡大する。日本チェーンストア協会の初代会長も務めた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中内功」の解説

中内功 なかうち-いさお

1922-2005 昭和後期-平成時代の経営者。
大正11年8月2日生まれ。昭和32年大栄薬品工業を設立し,「主婦の店ダイエー」1号店を大阪で開店。45年ダイエーと改称し,社長となる。価格破壊をモットーにチェーンストアを全国に展開し,47年小売り売上高日本一を達成。平成元年からプロ野球球団「福岡ダイエーホークス」を経営。2年経団連副会長。バブル崩壊後の消費低迷と過大な投資のつけでダイエーは業績不振におちいり,13年からは経営の一線から身をひいて流通科学大の運営に専念した。平成17年9月19日死去。83歳。大阪出身。神戸高商(現神戸商大)卒。著作に「わが安売り哲学」。

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