伊吹文明(読み)いぶき ぶんめい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊吹文明」の解説

伊吹文明 いぶき-ぶんめい

1938- 昭和後期-平成時代の政治家。
昭和13年1月9日生まれ。生家は京都室町の繊維問屋。京大卒業後,大蔵省に入省,在英大使館書記官,主計局主査,国庫課長,蔵相渡辺美智雄秘書官などを歴任。昭和58年衆議院議員に初当選(当選11回,自民党)。平成9年第2次橋本改造内閣の労相で初入閣。12年第2次森改造内閣で国家公安委員長。17年志帥会(伊吹派)の会長就任。18年安倍内閣の文科相。19年福田康夫自民党総裁のもとで幹事長,20年同改造内閣の財務相に就任した。財政税制・福祉分野の政策通で知られる。24年衆議院議長。京大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android