佐藤康光(読み)サトウヤスミツ

デジタル大辞泉 「佐藤康光」の意味・読み・例文・類語

さとう‐やすみつ【佐藤康光】

[1969~ ]将棋棋士。京都の生まれ。平成5年(1993)羽生善治に勝利して竜王タイトル獲得。読みの深さから「緻密流」と称される棋風で活躍し、平成10年(1998)には谷川浩司に勝利して名人となった。平成18年(2006)永世棋聖資格を獲得。タイトル獲得13期。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤康光」の解説

佐藤康光 さとう-やすみつ

1969- 昭和後期-平成時代の将棋棋士。
昭和44年10月1日生まれ。田中魁秀(かいしゅう)門下。昭和57年関西奨励会に入会。62年4段に昇段,プロ棋士となる。平成5年羽生善治(はぶ-よしはる)を破り初タイトルの竜王となる。8年A級8段。10年には名人位を獲得し,9段となる。14年王将。同年棋聖となり,18年同タイトル通算5期獲得で永世棋聖の資格を得た。NHK杯テレビ将棋トーナメントでも2度優勝。21年800勝を達成。22年富士通杯達人戦優勝。23年日本将棋連盟棋士会の会長就任。24年王将に返り咲く。京都府出身。国学院高卒。

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