保田春彦(読み)やすだ はるひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「保田春彦」の解説

保田春彦 やすだ-はるひこ

1930- 昭和後期-平成時代の彫刻家
昭和5年2月21日生まれ。保田竜門長男。昭和33年渡欧。45年神戸須磨離宮公園現代彫刻展で大賞。46年サンパウロ-ビエンナーレで受賞。50年武蔵野美大教授。54年ヘンリー・ムーア大賞展で優秀賞。平成7年中原悌二郎賞。ステンレスや鉄などをもちいた幾何学的な抽象作品を制作。和歌山県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「黒い壁の廟」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android