南原幹雄(読み)なんばら みきお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南原幹雄」の解説

南原幹雄 なんばら-みきお

1938- 昭和後期-平成時代の小説家
昭和13年3月23日生まれ。日活企画部につとめる。昭和48年「女絵地獄」で小説現代新人賞。50年作家生活にはいり,56年「闇と影の百年戦争」で吉川英治文学新人賞。平成9年「銭五の海」で日本文芸大賞。「鴻池(こうのいけ)一族野望」「北の黙示録」や「付き馬屋おえん」シリーズなど,多彩な時代小説を発表している。東京出身。早大卒。本名は安井幹雄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android