口癖(読み)くちぐせ

精選版 日本国語大辞典 「口癖」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぐせ【口癖】

〘名〙 (古くは「くちくせ」) たびたび言うので言い慣れて癖になっていることば。いつも口にすることば。きまり文句。常套語(じょうとうご)。〔文明本節用集(室町中)〕
仮名草子・悔草(1647)上「身のくせは、誰しもあらん。〈略〉口癖(クチクセ)手くせ」
田舎教師(1909)〈田山花袋二九野卑な歌を口ぐせに教場で歌って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「口癖」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぐせ【口癖】

《古くは「くちくせ」とも》癖のようにいつも言うこと。また、その言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android