宗岡正二(読み)むねおかしょうじ

知恵蔵mini 「宗岡正二」の解説

宗岡正二

実業家全日本柔道連盟会長。1946年5月3日、山口県下関市生まれ。柔道三段。東京大学農学部農業経済学科に入学、柔道部主将を務めた。卒業後、70年に新日本製鐵株式會社の第一期生として入社。2003年、同社常務取締役に就任。08年、同社代表取締役社長となる。12年には、他社を吸収合併し、新日鐡住金株式会社に社名変更、同社の代表取締役会長兼CEOに就任する。11年に、全日本実業柔道連盟会長に就任していたが、2013年8月21日、引責辞任した上村春樹前会長の後任として、全日本柔道連盟の会長に選出された。同連盟で初めての、外部からのトップ就任となる。

(2013-8-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗岡正二」の解説

宗岡正二 むねおか-しょうじ

1946- 昭和後期-平成時代の経営者。
昭和21年5月3日生まれ。昭和45年新日本製鉄(現・新日鉄住金)入社。厚板営業部長,薄板事業部長,副社長をへて,平成20年社長,24年会長兼CEO(最高経営責任者)。日本鉄鋼連盟会長,日本経団連副会長,全日本実業柔道連盟会長などをつとめる。25年上村春樹の後任として全日本柔道連盟(全柔連)会長に就任。山口県出身。東大卒。

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