察知(読み)さっち

精選版 日本国語大辞典 「察知」の意味・読み・例文・類語

さっ‐ち【察知】

〘名〙 おしはかって知ること。くみとること。
仮名草子智恵鑑(1660)三「察智(サッチ)はあらはれかたき事を推察する智也」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六「アリスはマルツラバースの遠慮を察知(サッチ)する能わず」 〔墨子‐明鬼下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「察知」の意味・読み・例文・類語

さっ‐ち【察知】

[名](スル)おしはかって知ること。それと気がつくこと。「事前に察知する」
[類語]感知探知感ずる思うさと感じ取る実感感得感受直感直覚予感ぴんと来る目聡い鋭敏機敏俊敏明敏賢い鋭いさと賢しい過敏敏感炯眼けいがん利口利発聡明怜悧れいり慧敏穎悟えいご英明賢明犀利さいりシャープ耳聡い耳が早い早耳地獄耳目が早い先見の明予覚飛耳長目気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫の知らせ虫が知らせる第六感ひらめきインスピレーションぴんと鼻が利く気が付く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「察知」の読み・字形・画数・意味

【察知】さつち

察する。

字通「察」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android