山岡賢次(読み)やまおか けんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山岡賢次」の解説

山岡賢次 やまおか-けんじ

1943- 昭和後期-平成時代の政治家。
昭和18年4月25日生まれ。会社勤務後,義父山岡荘八(本名・藤野庄蔵)の秘書をつとめる。昭和58年自民党からたち,参議院議員に初当選(当選2回)。平成5年衆議院議員に転身(当選5回)。のち新進党,自由党をへて,15年民主党に所属。17年党副代表。19年党国会対策委員長。新生党時代から小沢一郎と政治行動をともにする。23年野田連立内閣で国家公安委員会委員長・内閣府特命担当相(消費者及び食品安全)・拉致問題担当として初入閣。24年野田政権がすすめる消費税増税および社会保障・税一体改革関連法案に反対し離党届を提出したが,民主党を除籍処分となり,小沢一郎が結党した「国民の生活が第一(略称は生活)」にくわわり,代表代行となる。同党は同年「日本未来の党」に合流したが,総選挙,翌25年参議院選挙で落選。東京都出身。慶大卒。旧名は金子賢次。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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