松本哲男(読み)まつもと てつお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本哲男」の解説

松本哲男 まつもと-てつお

1943-2012 昭和後期-平成時代の日本画家。
昭和18年7月29日生まれ。那須高の美術教師を勤めるかたわら制作活動を行い,昭和44年「冬山」で再興日本美術院展(院展)に初入選。54年那須高を退職。59年「大同石仏」で芸術選奨文部大臣新人賞。平成5年東北芸術工科大助教授。同年「地から宙グランド・キャニオン」で院展内閣総理大臣賞。8年東北芸術工科大教授,18年同大学長。世界各地の自然題材に描く。日本美術院同人,理事をつとめた。平成24年11月15日死去。69歳。栃木県出身。宇都宮大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android