柚木麻子(読み)ゆずきあさこ

知恵蔵mini 「柚木麻子」の解説

柚木麻子

日本の小説家。1981年、東京都生まれ。立教大学卒業後、2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。10年、同作を収録した初の単行本終点のあの子』が刊行され、「本の雑誌」上半期エンターテインメントランキングで3位を獲得し、注目を集めた。13年に「伊藤くん A to Z」が、14年には「本屋さんのダイアナ」が、それぞれ第150回、第151回の直木賞候補作となり、15年に『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞を受賞した。

(2015-5-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柚木麻子」の解説

柚木麻子 ゆずき-あさこ

1981- 平成時代の小説家。
昭和56年8月2日生まれ。洋菓子メーカー勤務などをへて,平成20年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞して作家デビュー。26年「ランチのアッコちゃん」が本屋大賞7位。「本屋さんのダイアナ」「ナイルパーチの女子会」が直木賞候補。東京都出身。立大卒。本名は非公開。著作ほかに「あまからカルテット」「私にふさわしいホテル」「伊藤くん A to E」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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