水谷隼(読み)みずたに じゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水谷隼」の解説

水谷隼 みずたに-じゅん

平成時代の卓球選手。
平成元年6月9日生まれ。シェークハンド,オールラウンド型。5歳から卓球をはじめ,青森山田中から青森山田高にすすみ,平成20年明大に入学。中学2年で全日本選手権ジュニアの部で優勝。17年には日本男子史上最年少で世界選手権代表となる。19年全日本選手権シングルスで優勝。20年同選手権シングルスを連覇,ダブルス岸川聖也ペアで連覇。同年北京五輪では韓陽・岸川聖也とともに5位入賞をはたす。五輪後,中国スーパーリーグに参戦。21年世界選手権のダブルスは岸川聖也とのペアで銅メダル。22年全日本選手権でシングルス4連覇,ダブルス(岸川聖也とのペア)4連覇。同年世界選手権団体で銅メダル。23年全日本選手権シングルスで5連覇。24年ロンドン五輪団体(水谷隼・岸川聖也・丹羽孝希)で5位入賞,シングルスは4回戦で敗退(9位)。27年全日本選手権男子シングルスで7度目の優勝。静岡県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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