石浜恒夫(読み)いしはま つねお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石浜恒夫」の解説

石浜恒夫 いしはま-つねお

1923-2004 昭和後期-平成時代の小説家,作詞家。
大正12年2月24日生まれ。石浜純太郎の子。藤沢桓夫(たけお)の従弟(いとこ)。昭和21年「文学雑誌」に参加。28年「らぷそでい・いん・ぶるう」が芥川賞候補となる。大阪の盛り場をえがいた作品がおおく,代表作に「地球上自由人」「道頓堀左岸」など。歌謡曲の作詞も手がけ,「硝子のジョニー」「こいさんラブコール」が知られる。平成16年1月9日死去。80歳。大阪出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android