秘事(読み)ヒジ

デジタル大辞泉 「秘事」の意味・読み・例文・類語

ひ‐じ【秘事】

秘密にしている事柄
人に容易には教えない学問・芸事などの奥義
[類語]こっそり忍びやかそっと秘密内内うちうち内内ないない内輪内部内密内幕内裏うちうら内緒内証内分内聞内情内実隠密おんみつ極秘ごくひ厳秘げんぴ丸秘まるひ機密枢密すうみつ天機機事密事暗部隠し事秘め事みそか事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか

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精選版 日本国語大辞典 「秘事」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐ごと【秘事】

〘名〙
① 秘めて人に知らせない事柄。ないしょごと。かくしごと。ひじ
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)四「是(こ)は誠に秘事(ヒメゴト)ながら、窃におん身に報知(つ)げ申さん」
落梅集(1901)〈島崎藤村〉胸より胸に「吾胸の底のここには言ひがたき秘密(ヒメゴト)住めり」
② 神秘な事柄。

ひ‐じ【秘事】

〘名〙 秘密の事柄。また、たやすく人に知らせられない学問・芸術などの奥義。
※中右記‐嘉保二年(1095)一一月一九日「入夜行向治部卿亭清談、其次被秘事等、及深更帰」

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普及版 字通 「秘事」の読み・字形・画数・意味

【秘事】ひじ

ひめごと。

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