貝塚啓明(読み)かいづか けいめい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貝塚啓明」の解説

貝塚啓明 かいづか-けいめい

1934- 昭和後期-平成時代の経済学者。
昭和9年2月16日生まれ。貝塚茂樹長男。阪大助教授などをへて,昭和51年東大教授。のち中央大教授。専門は財政学,金融論で,財政,租税,金融の制度・政策にかんし,理論実証・国際比較にもとづいて多くの研究成果をあげた。日本経済学会会長,日本銀行金融研究所特別顧問などをつとめる。平成18年学士院会員。京都出身。東大卒。著作に「日本の財政金融」「金融論」「財政学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android